2003年 7月 1日 作成 抱き合わせ販売 (限界利益の観点から) >> 目次 (作成日順)
2007年10月 1日 補遺  

 

 
 以下を例にして、抱き合わせ販売を考えてみる。



商品 販売単価 限界利益 販売量/日
A 1,000 400 10,000
B 800 200 10,000


 

 

 [ 問題 ]

 商品 B を半値にして、商品 A と抱き合わせ販売して、1日 30,000個の販売量を予測している。
 個別販売と抱き合わせ販売のどちらが有利か。



商品 販売単価 限界利益 販売量/日 総限界利益/日
A 1,000 400 10,000 4,000,000
B 800 200 10,000 2,000,000
  6,000,000


 

 

 [ 解答 ]

 (1) 抱き合わせ販売の限界利益

    (400 + 200 − 800 ÷ 2) × 30,000 = 6,000,000

 (2) したがって、特売してもしなくても同じ結果になる。

 
 次回は、「広告宣伝の効果」 を限界利益の観点から考えてみる。

 [ 参考 ]
 以上の例題は、以下の著作を底本にしています。
 日比宗平 著、「実用 経済計算」、日本生産性本部、昭和 45年



[ 補遺 ] (2007年10月 1日)

 限界利益を使った簡単な応用例なので、取り立てて、説明はいらないでしょう。




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