2006年 1月16日 作成 購買管理 (購買の 5原則) >> 目次 (作成日順)
2010年 4月16日 補遺  

 

 
━■ 基礎概念 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(1) 購買管理の 5原則
(2) 購買方式

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1. 購買には、以下の契約形態がある。

 (1) 狭義の購買 (売買契約)
 (2) 外注 (請負契約)

 
 いずれも、生産活動にあたって、以下を実現するための手段である。

 (1) 外部から適正な品質の資材を、
 (2) 必要量だけ、
 (3) 必要な時期までに、
 (4) 経済的に調達する。

 
2. 購買の手続きは、以下のように、実施される。

 (1) 購買手配
 (2) 発注交渉
 (3) 発注契約
 (4) 納期管理
 (5) 納品検収
 (6) 代金決済

 
3. 購買管理の 5原則とは、

 (1) 最適な品質
 (2) 適切な数量
 (3) 必要な時期
 (4) 適切な価格
 (5) 適切な購入先

 
4. 購買では、以下の 2点が、大きな論点となる。

 (1) 購買先の選択
 (2) 取引先の数

[ 参考 ]  自動車製造企業の製造原価内訳では、製造原価の 80%くらいが購買・外注である。
 材料費 (トヨタ 84%、日産 85%、ホンダ 73%)

 
5. 購買方式は、時期・数量の観点から、以下のように分類できる。

 (1) 定量購買方式
 (2) 定期購買方式
 (3) 当用買 (都度購入) 方式
 (4) 長期契約 (内示購買) 方式 (blanket order)
 (5) 見込仕入 (思惑買) 方式

 
6. 購買方式は、価格の観点から、以下のように分類できる。

 (1) 競争入札方式
 (2) 見積合わせ方式
 (3) 随意契約方式
 (4) 特命購買方式

 
7. 購買方式は、組織の観点から、以下のように分類できる。

 (1) 集中購買 (中央購買) 方式
 (2) 分散購買 (地方購買) 方式
 (3) 系列購買方式
 (4) 相互購買方式
 (5) 共同購買方式
 (6) 代理購買方式

 



[ 補遺 ] (2010年 4月16日)

 本 エッセー そのものについては、取り立てて補遺はいらないでしょう。





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