民俗学 (日本人論) >> 目次 (テーマ ごと)

 「日本人論」 を扱った概説書を紹介します。
 なお、日本人論は、本 ホームページ のなかですでに掲載してある 「英語 (日本紹介のために)」 (79ページ) も
参考にしてください。

 



[ 読みかた ] (2007年10月 1日)

 統計には、以下の 3つがあります。

 (1) stock (或る一時点での数値)
 (2) flow (推移)
 (3) rate (対比)

 私が風俗を調べるときの接近法は、(1) が多くて、(2) および (3) が少ないようです。すなわち、私の興味は、「当時、どういう生活をしていたか」 という点に注がれていて、「(1つの風俗の) 推移」 とか 「(2つの風俗の) 比較」 に向けられていない。しかし、「日本人論」 という テーマ では、私は、欧米人との 「比較」 で、日本人を観ているようです。すなわち、「日本人」 の特性を考えるときに、文化人類学的な接近法をとっているようです。そのために、私の 「日本人論」 は、民俗学のなかで学習しているのではなくて、(英語学習のなかで、) 「日本人の思考法、欧米人の思考法」 という対比で学習しているようです。そういう接近法を私がとった理由は、民俗学を学習する以前に、英語学習に対して多大な興味を抱いていたからでしょうね。





 ▼ [ 概説書 ]

 ● 日本人の知恵の構造、樋口清之、講談社

 ● 日本人の笑い、世良正利 著、法政大学出版局

 ● 日本人の諷刺精神、紀田順一郎、蝸牛社

 ● 講座・比較文化第 4巻 日本人の生活、研究社

 ● 改訂 日本文化事典(日本の精神・文化用語事典)、岡崎公良、新樹社

 ● 日本的自我、南 博 著、岩波新書

 ● 日本人の生活文化事典、南 博・社会心理研究所 編、勁草書房

 ● 日本人の社会意識、福武 直 編、三一書房

 ● 日本人を考える (国民性の伝統と形成)、喜多川忠一、日本放送出版会

 ● 日本人の集団心理、入谷敏男、新潮選書

 ● 日本人の心情 (その根底を探る)、山折哲雄、NHK ブックス

 ● 日本人の サラリーマン (国際比較でみる)、千石 保 編著、NHK ブックス

 ● 「甘え」 の構造、土居健郎、弘文堂

 ● 「甘え」 の周辺、土居健郎、弘文堂

 ● 表と裏、土居健郎、弘文堂

 ● 表の論理と裏の論理 (日本人的英知の再評価)、会田雄次、PHP

 ● 武士道、新渡戸稲造 著、奈良本辰也 訳・解説、三笠書房

 




 ▼ [ 統計集 ]

 ● 数字でみる 日本の 100年、(財) 矢野恒太記念会 編、国勢社

 ● 日本人 0〜100% の本 (私たちは こんな国民である)
  百分比情報研究会 編、太陽企画出版

 ● データ 読本 戦後 50年 1945〜1994 (朝日 ワンテーママガジン 43)
  宮本 貢 編、朝日新聞社

 ● 図説 戦後世論史 (第二版)、NHK 放送世論調査所 編、日本放送出版協会

 ● アンケート なんでも事典 800万人の データファイル、日本能率協会

 ● アンケート データブック、北出修平 監修、日本能率協会 マネジメントセンター

 ● 統計から見た社会問題の概説、谷 勝英 著、高文堂出版社

 ● 戦後日本の大衆心理 (新聞・世論・ベストセラー)、辻村 明 著、東京大学出版会

 ● 日本の戦後 まるごと データ 博物館、戦後 データ 編纂 プロジェクト 編、日本文芸社

 ● 数字で読む日本人 2002、溝江昌吾、自由国民社

 ● 変わりゆく日本人 (生活者一万人にみる日本人の意識と行動)
  野村総合研究所 社会・産業研究本部 著、野村総合研究所

 ● [ 続 ] 変わりゆく日本人 (生活者一万人にみる日本人の価値観・消費行動)
  野村総合研究所 日戸浩之・塩崎潤一 執筆、野村総合研究所

 ● 家族 データブック (年表と図表で読む戦後家族 1945〜96)
  久武綾子・戒能民江・若尾典子・吉田あけみ 著、有斐閣

 ● (世論調査 アンケート・データ 分析)ビジネスマン OL 白書、アンケート 分析研究室 著、自由国民社

 


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