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 英会話のみを単独で学習することなど非効率である、と思う。日頃、(英字新聞など) 英語を読んだり、(ケーブル・テレビ の英語番組など) 観たり聴いたりしていれば──ただ、native 向けの番組を日本人が聴いても、たとえば、映画なら、20%から 30%くらいしか、聞き取れないのではないか、、、トーク・ショー にいたっては、ほとんど、聞き取れないのではないか、、、──取り立てて、「英会話」 などということを意識しなくても良い、と思う。というのは、海外で生活している訳ではないので。

 以下に記載する書物を小生は (いくつかを読破しているが、) すべてを読み通してはいない。前回、「英単語 (Vocabulary Builders)」 のなかで述べたように、英会話の書物も、一年のあいだに、ときたまに、どれかの書物を選んで──たぶん、年に 2回ほど、そして、1回につき、1冊を選んで──、一気に読み通す、という読みかたをしている。



[ 読みかた ] (2009年 7月 1日)

 念のために補足しておきますが、私は、「英会話教本」 を軽視している訳ではありません──ただ、そういう類の書物しか読まないとか、そういう類の書物を 「多数」 読んでいるというのは、英語学習上、「非効率」 であると言っているにすぎない。この ページ に記載しているように、私は (英語でしゃべるのが下手くそなので、) 「英会話教本も」 読んでいます──ただし、そういう類の書物は、上述したように、年に 2回ほど 一気に読むようにしています。そして、読んでいて 「良い表現」 を見つけたら、(手書きで) メモ しておいて、のちほど、パソコン のなかに入力して文例を集めるようにしています。「英会話教本」 を読むのは ほどほどにして、ほかの学習手段として、(まず、学校で学習した文法を復習して、次に) ケーブル・テレビ で英語番組を観たり英字新聞を読むほうが英語学習において効果的・効率的ではないかしら。

 ちなみに、「英会話教本」・英字新聞・英語誌を読んで、あるいは、英語の映画を観ていて耳に入った 「良い表現」──簡単な表現だけれども、なかなか言えそうにない表現──を メモ しているので、いま ちょうど てもとにある メモ の いちぶ を具体例として以下に示してみます。

 言いかた(うまい言いかた)/ very good choice of word
 忙しくて/ too busy to notice
 勝手/ It's all mine.(私の勝手だ。)
 気を抜かない/Obviously, he is having a hard time psyching himself up every day.  But the only way to
  return to his yusho-winning ways is for Takanohana to redouble his efforts doing keiko, day after day,
  and not let up.
 今後50年/When you consider what's been accomplished technologically in the last 50 years, it could be
  twice that in the next 50, the sky's the limit!
 騒ぎ過ぎ/I think they went overboard.  Too much.
 責め/ Did you know how he was busy with questioning me.(質問責め)
 そういう/ I like it like that.
 誰もいない/ when no one else is around
 断定/ Not to be so sure.
 手に負えない/ nothing I can do
 手配する/ Would you send me a car around please?
 何処(どこ)/ He isn't at home.  Where he could be?
 努力/ Obviously, he is having a hard time psyching himself up every day.  But the only way to return to
  his yusho-winning ways is for Takanohana to redouble his efforts doing keiko, day after day, and not
  let up.
 無い袖は振れぬ/ he didn't give because he didn't have
 見て取る/ you'll have visibility of
 問題の所在/But it's there and it's growing and will probably get worse for the next four or five years.


(映画から聞き取り)
 It was a pure fiction, but he refused to believe it.
 Nothing can be confirmed.(証拠がない)
 Snow now gave away.
 He's not like that all.(全然、そんなんじゃない)
 It isn't that.(そうじゃない)
 Another journey is about to begin.
 lots of all
 I can't do about it.(なすすべもない)
 Think globally, shop locally.
 I don't want to remember.(思い出したくもない)
 Some scenes in this program have been reenactive (reenacted?).
 Have you listened to me?
 You don't say that to me.(口を慎め)
 not for destination, but for journey(結果ではなくて、過程が大切)
 This stinks.(馬鹿げている)
 You can't think that.(そんなことはない)
 You don't have to worry.(心配しないで)
 very treatable
 How do I look?
 You've got to be positive.
 I think I can make a story.(うまく行くと思う)
 Have you seen him since?
 Did you ever gist to...?
 The project got off to a slow start.
 There that's much better.
 right on the tip of my tongue
 What's this all about?
 come on up
 No one gets in my way now.
 last remember where I had it
 put a notion to my head
 Step over, please.
 He will be the first to come out.
 someplace different
 someplace far away
 change my life style afresh
 What do you need that for?
 The world passes me by.
 How did it all start that night?
 The age difference made making new friends difficult.
 but it's not even something I'm really concerned about anymore.
 I have done what I shouldn't have done.
 I feel better about myself. (みずからを マシ に思える)
 Back off (後ろに下がっていろ)
 I'm glad it was a name.
 That's one talking of. (そうでなくちゃ)

 「英会話教本」 で会話の パターン を 幾度もくり返して暗記するよりも、英字新聞・英語誌を多量に読んで、英語の映画を多量に観るようにして、英語に ドップリ と浸かったほうがいいのではないかしら。





 ● スピーキング 英語辞典 (@〜B)、松本道弘、KK ベストセラーズ

 ● 切れる英語表現325、松本道弘、DHC [ 続編として、「切れる英語表現、プラス 425」もある。]

 ● GIVE GET 辞典、松本道弘、朝日出版社

 ● 状況別・場面別 英語にするとこうなる、小坂貴志、ベレ 出版

 ● 見るみる 英語が 「劇」 的に身につく本、香取真理子、旺文社

 ● 喜怒哀楽の英快話、竹村日出夫、英潮社新社

 ● 英語で thinking (基本動詞の使いかた)、西田 実、岩波 ジュニア 新書 141

 ● 英語を brush up (重要動詞を中心に)、西田 実、岩波 ジュニア 新書 155

 ● とっさに口をついて出る英会話特集、小川久夫、南雲堂 フェニックス

 ● 困ったときの お助け英語、フランシス・J・クディラ、朝日出版社

 ● これならすぐに喋れる! HOW TO 英会話 (上・下)、日商岩井広報室 トレードピア 編集部、ワニ 文庫

 ● 気持ちを一口で伝える おしゃべり言葉辞典、小野田博一、明日香出版社

 ● 使える英語へ (学校英語からの再出発)、ケリー 伊藤、研究社出版

 ● キミ の英語じゃ通じない、ケリー伊藤、バベル・プレス

 ● ケリー 伊藤の英語で言いたい、ケリー 伊藤、The Japan Times

 ● プレイン・イングリッシュ のすすめ、ケリー 伊藤、講談社現代新書 P650

 ● 言いたいことを 100% 英語で伝える本、フランシス・クディラ、朝日出版社

 ● 起きてから寝るまで表現 550 (会社編)、Cathlean Fishman、Tom Clark、Jane McBurney、Cliff Murray、アルク

 ● 優ちゃんの英語にしたみた ゲンダイ 用語事典、早見 優、日本英語教育協会

 ● 必殺! ニューヨーク 英語、シルバースティン・フィリップ、ジャパン・ミックス 社

 ● 米・国・人・語、三菱商事 編、東洋経済新報社

 ● パワフル・スピーキング、岩村圭南、アルク

 ● ちょっと気になる英語表現、中川準治、朝日出版社

 ● 日本人が知らない アメリカ 英語、加藤恭子 ジーン・ジャンセン、The Japan Times

 ● 会話英語の表現 (改訂版)、佐藤 弘、研究社

 ● 生きた英語の表現集、The English Journal 編集部、アルク

 ● 達人の英語 セミナー (価値ある英語は、こんなに愉快)、岡見清直、講談社

 ● ロングマン 口語英語活用教本、W.L. Ball、松浪 有・小野 茂・須田 忠 訳編、秀文 インターナショナル

 ● アメリカ 語入門、藤井光太郎、三省堂

 ● ナチュラル・イングリッシュ、リチャード・メイナード、大修館書店

 ● ネイティブ に近づく英語表現、井内邦彦、北星堂

 ● アメリカ の オフィス 英語 すぐに使える表現と文書例、柴田智雄、大修館書店

 ● 英語らしさに迫る (日本語の発想・英語の視点)、木村哲也、研究社出版

 ● 英会話の婉曲表現、ポール・ソローケン 千代・ソローケン、研究社

 ● 口語英語の比喩表現、ヘレン・ポスト 斉藤 宏、研究社出版

 ● 基礎動詞・前置詞による口語英語辞典、水尾誠千代、東京堂出版

 ● 米語らしい米語の会話表現辞典、リチャード・スピアーズ、藤井基精 訳、MACMILLAN LANGUAGEHOUSE




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