思想の花びら 2006年 3月16日


 ●  アント゛レ・フ゜レウ゛ォ (評論家) のことば

  伝染病に罹っているひとは、隣人も感染したことを知ると、大いに安堵の胸を撫でおろす。

 



 ●  亀井勝一郎 (文芸評論家) のことば

  耶蘇は真理であっても、真理として刑されたのではない。ローマ 人の眼には二人の盗賊と同列に扱って然るべき罪人であった。最後にうけた この激しい屈辱、これが耶蘇の死の鮮かさであり、眠れる者を覚醒しむる衝撃となったにちがいない。

 


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