[ 思想の花びら ] 作成日順
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私が読書の際に気に入った──私の思考を促す──名言を記載しました。「私が気に入った」 という意味は、私が共感した ことば だけではなくて、私の考えとは正反対であっても、私の思考を促す ことば を記載しています。したがって、記載した名言は、かならずしも、私の考えを代辯している訳ではない事を御了承下さい。名言は二つを一組として、一つは 「西洋の知恵」 として、もう一つは 「東洋の知恵」 として記載しています。読者の皆さんの思考に役立てば幸いです。

/// 2001年の記載項目 ///...  
 天才? そんなものは、けっして、ない。 12月24日   はじまりを みいだすことは むずかしい。 12月31日 


/// 2002年の記載項目 ///...  
 ザッと言うな。アホのくせして黙っとれ。 1月15日   美しい花がある。「花」の美しさという、、、 1月31日 
 思量箇不思量底 2月23日   大詩人になるということが、、、 3月 3日 
 現実といふものは、それが内的な、、、 3月17日   辛抱強くあれ! 霊感をあてにするな。 3月31日 
 どっち向いて偉いんだか。 4月15日   もっと、もっと、単純に。 4月30日 
 全体を砕いて溶解し、、、 5月15日   方法から体系へ、、、 5月31日 
 人生は短い。この書を読めば、、、 6月15日   思考には骨組みとなるような体系が、、、 6月30日 
 哲学は、本来的に、ただ詩作として、、、 7月15日   実相は始末がついておる。 8月 1日 
 世の中に まじらぬとには、、、 8月16日   ツクリモノを一切ぶちこわして、、、 9月 1日 
 にせものは美しさをおもてに、、、 10月 1日   我々はなぜ愛情についてくりかえし、、、 10月16日 
 説似一物即不中 11月 1日   少住為佳 -- ちょっと一服すればいい。 11月16日 
 文化の低下を示す最も端的な例は、、、 12月 1日   一箇の神話として生きよ。 12月16日 
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/// 2003年の記載項目 ///...  
 かっては自分もひとりの子どもであった、、、 1月 1日   明日は消えてゆくかもしれないささやかな、、、 1月16日 
 驚異すべき秘密をこっそり内に、、、 2月 1日   抹殺されたものに素早く眼を、、、 2月16日 
 わたしはこの世をただこの世として、、、 3月 1日   狂熱や執拗な不安感を鎮めるには、、、 3月16日 
 生きるとは、夢みることだ。 4月 1日   あなたの夢が、一度も、、、 4月16日 
 しかし不安なので、何ものかの力を、、、 5月 1日   智恵出でては偽あり。 5月16日 
 ユガミのとれたところを宗といい、、、 6月 1日   愛について羞恥心なく語る人がいるように、、、 6月16日 
 哲学における君の目的は何か? 7月 1日   自由は山巓の空気に似ている。どちらも、、、 7月16日 
 おたがいに意見を述べる会合に出席して、 8月 1日   明快に言いあらわすことは大切だ。しかし、、、 8月16日 
 信じるほかに別の仔細なきなり。 9月 1日   矜誇、愛慾、疑惑--あらゆる罪は三千年来、、、 9月16日 
 発想に富んだ豊かな頭脳をもつことは、、、 10月 1日   空手還郷でなければならぬ。空手でなければ、、、 10月16日 
 ほめられると、それが誤解からであっても、、、 11月 1日   規則をもたぬ即興は美しくない。 11月16日 
 アキレスが時間や空間のことを考えていては、、、 12月 1日   すべてのものごとには終わりがある、、、 12月16日 
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/// 2004年の記載項目 ///...  
 「鉄牛は獅子吼を恐れず」と言うが、 1月 1日   「よかった、よかった」と、何がよかったのかと、、、 1月16日 
 我々は新聞の活字の大小によって、、、 2月 1日   人を玩べば徳を喪ひ、物を玩べば志を喪ふ。 2月16日 
 ふみことば なめき人こそ、いと にくけれ。 3月 1日   愛名は犯禁よりもあし、、、。 3月16日 
 迷ふも悟るも心ぞや。 4月 1日   無意味な現実というものはない。 4月16日 
 人間は努力しているあいだは、、、 5月 1日   中途半端な外来語と、崩れた日本語と、、、 5月16日 
 感動を失ってただ刺激だけを求め、、、 6月 1日   私の思い出にモーツァルトの曲を弾いて、、、 6月16日 
 考える人間の もっとも美しい幸福は、、、 7月 1日   「悟った」と言えば、一歩 余計じゃ。 7月16日 
 眼横鼻直。 8月 1日   深夜に、ただひとり自分の顔を鏡に、、、 8月16日 
 作者たちの悲しい妄想は、、、 9月 1日   水鳥の ゆくもかへるも 跡たえて、、、 9月16日 
 現代人の失っているもの。それは、、、 10月 1日   災難にあふ時節には災難にあふがよく候。 10月16日 
 一切の執着から離れよとは、、、 11月 1日   身を知り、世を知れば、願はず、わしらず。 11月16日 
 自分が身につけたと思い込んでいる教養を、、、 12月 1日   仏像は礼拝の対象であって、、、 12月16日 
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/// 2005年の記載項目 ///...  
 一事を必ずなさむと思はば、、、 1月 1日   農民は美術品をつくろうと思って農具や、、、 1月16日 
 一日まさりになじめば、人ほど、、、 2月 1日   人間一般を知ることは、、、 2月16日 
 きびしい叱責の声を聞くことが稀になりつつ、、、 3月 1日   ぼくは生まれながらの傍観者である、、、 3月16日 
 どうか英雄とならぬように、、、 4月 1日   「思いつめる」 という心の状態なしに、、、 4月16日 
 人を用ふるの道は、、、 5月 1日   「運命は性格の中にある」という、、、 5月16日 
 偉人とは、死後、他人を困惑させる、、、 6月 1日   分を知らずして強ひて励むは、、、 6月16日 
 言葉多ければ口のあやまち多く、、、 7月 1日   心なしと見ゆる者も、よき一言は、、、 7月16日 
 伝わるということは奇蹟に近い、、、 8月 1日   一つも馬鹿げたことをしないで生きている、、、 8月16日 
 わが心 鏡にうつすものならば、、、 9月 1日   利口になるにもスピードが肝心だ、、、 9月16日 
 もっとも激しく もっとも必然的な憎しみは、、、 10月 1日   世に亡くなりて後に怨残すは、、、 10月16日 
 青年にとっては あらゆる思想が、、、 11月 1日   私の趣味は貴族的で、私の行動は民主的、、、 11月16日 
 食卓は祭壇の一種であって、、、 12月 1日   理窟をこねるのは どんなときでも、、、 12月16日 
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/// 2006年の記載項目 ///...  
 旅行は人間を謙虚にします、、、 1月 1日   制服というものは、人間に安堵と尊厳とを、、、 1月16日 
 あらゆる仕事において最上の境地とは、、、 2月 1日   ぼくが、いくらかでも偉くなったのは、、、 2月16日 
 心は必ず事にふれて動く。 仮にも不善の、、、 3月 1日   耶蘇は真理であっても、真理として、、、 3月16日 
 旅の具多きは道のさはりなり。 4月 1日   空想してはならない。不平家とは、、、 4月16日 
 一切、芸は学せずして、、、 5月 1日   年五十になるまで上手に至らざらん芸を、、、 5月16日 
 命には終あり。能には果あるべからず、、、 6月 1日   芸術を熟させるための忍耐と努力は、、、 6月16日 
 大衆が芸術を低下させるという、、、 7月 1日   古へより風雅の情 (こころ) ある人々は、、、 7月16日 
 芸術家は人生を愛し、その美しさを、、、 8月 1日   俗物は、じぶんとは異なる状態を、、、 8月16日 
 僕に真似のできにほど器用な動物がいたら、、、 9月 1日   ちかごろの詩人たちは インキ に水を、、、 9月16日 
 詩に対する嗜好ぐらい、異説が多くて、、、 10月 1日   私は、詩人肌だとか、芸術家肌だとかいふ、、、 10月16日 
 つねに詩人であれ、たとえ散文の場合にも、、、 11月 1日   すくなくとも、僕は人の役に多少でも、、、 11月16日 
 私が書きたいのは、自分という人間で、、、 12月 1日   作者は どんなに変わったものを、、、 12月16日 
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/// 2007年の記載項目 ///...  
 誰も思想の或る型など信じて生きて、、、 1月 1日   美を表現しようとつとめる人間が、、、 1月16日 
 しかし たびたび 音楽を聴くことはできません、、、 2月 1日   自分より見え申さざる内は批評も無益に候、、、 2月16日 
 天下の物の上手といへども、、、 3月 1日   およそ天下に師たるものは、まづ おのが形、、、 3月16日 
 されば、見聞広く事実に行わたり候を、、、 4月 1日   無為は精神にとって、勤勉におとらず、、、 4月16日 
 現在の教育制度が大量教育であり、、、 5月 1日   教養のある人とか、理想的に教育された人と、、、 5月16日 
 帽は脱いだが、辻を離れて どの人かの跡に、、、 6月 1日   教科書のなかには、いつも何かいい事が、、、 6月16日 
 独学にも それ相応の価値がある、、、 7月 1日   じぶんに もっと理解力がないことを苦痛に、、、 7月16日 
 しかし わたくしは 学殖なきを憂うる、、、 8月 1日   烏滸 (をこ) の高名は為 (せ) ぬに如かず、、、 8月16日 
 心浅げなる人まねどもは、、、 9月 1日   幸福になる秘訣は、、、 9月16日 
 うまき物くはまほしく、、、 10月 1日   得たきものは強ひて得たるがよし、、、 10月16日 
 知つて行はざるは知らざるに同じ、、、 11月 1日   人間の心には矛盾した二つの感情がある、、、 11月16日 
 人生は バラ の花の希望、ただし、、、 12月 1日   惜しむとて惜しまれぬべき、、、 12月16日 
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/// 2008年の記載項目 ///...  
 社交の秘訣は、真実を語らないという、、、 1月 1日   ほんとうに奥深い人間は落ちこむものである、、、 1月16日 
 もっとも偉大な人間とは、かれ自身の判断に、、、 2月 1日   生れ生れ生れ生れて生のはじめに暗く、、、 2月16日 
 現今は言語の効用が やや不当と思われる、、、 3月 1日   鍍金 (めつき) を金に通用させようとする、、、 3月16日 
 要するに三面記事は どこまでも個人の、、、 4月 1日   大部分の人たちの才能は、おしまいには、、、 4月16日 
 見かけだけの価値は厳密に持つこと、、、 5月 1日   人生五十 功なきを愧 (は) づ、、、 5月16日 
 五十歳にして四十九の非を知る、、、 6月 1日   青年の立場から見れば、人生は無限に、、、 6月16日 
 人生は一箱の マッチ に似ている、、、 7月 1日   人生は一行の ボードレール にも、、、 7月16日 
 みんな長生きしたいのですが、、、 8月 1日   なんのために あなたたちは生きている、、、 8月16日 
 生まれて今日まで、自分は何をしているのか、、、 9月 1日   生まれて、すみません、、、 9月16日 
 自分自身の嘘を信じないことである、、、 10月 1日   名を去れば憂いなし、、、 10月16日 
 身は憂き世の土なれども、、、 11月 1日   自分のなかには、世間の人が みな 、、、 11月16日 
 一日も小さな一生涯である、、、 12月 1日   きみの悪口を言って攻撃する人間は、、、 12月16日 
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/// 2009年の記載項目 ///...  
 すべて、人をもどくかたはやすく、、、 1月 1日   きみは生を容易にしたいか、、、 1月16日 
 われわれの行為を決するものは、、、 2月 1日   私は、たとえ、愉悦のさなかで、、、 2月16日 
 自分にはできないと考えている間は、、、 3月 1日   偉大さとは自己の責任を感じることである、、、 3月16日 
 もっとも美しい生活とは、、、 4月 1日   信ぜられて後に諫 (いまし) む、、、 4月16日 
 成事は説かず、、、 5月 1日   生きてゆく力、、、 5月16日 
 弁舌だけで生活しているようなひとから、、、 6月 1日   埋木の人知れぬ身と沈めども、、、 6月16日 
 われわれの自然を愛する所以 (ゆえん) は、、、 7月 1日   自由主義、自由恋愛、自由貿易、──、、、 7月16日 
 傲 (おごり) は長ずべからず、、、 8月 1日   物質的欲望を減ずることは必ずしも、、、 8月16日 
 人間は束縛によってのみ自己を、、、 9月 1日   我々は神を罵殺する無数の理由を、、、 9月16日 
 よしんば悪魔であるにもせよ、、、 10月 1日   善を行うまえに、悪を行うことを、、、 10月16日 
 盤根錯節に遇はざれば、、、 11月 1日   用心と忍耐、この二つを守りさえ、、、 11月16日 
 もしも世のなかに成功の秘訣なるものが、、、 12月 1日   人生で いちばん大事なことは、失敗したら、、、 12月16日 
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/// 2010年の記載項目 ///...  
 清い心をもった人間はこの世で、、、 1月 1日   野心の誘惑に のるな、、、 1月16日 
 失敗の達人というものはいない、、、 2月 1日   あらゆる野心家のうち、教養ある者が、、、 2月16日 
 おもふに商業なるものは、、、 3月 1日   大きな仕事を企てる場合には、、、 3月16日 
 愛を優しい力と見くびったところから、、、 4月 1日   心から心に通うためには、、、 4月16日 
 僕は死ぬまで心の delicacy を、、、 5月 1日   私は私のもの、私のただ一つのもの、、、 5月16日 
 広さと幅と高さとを点は持たぬ、、、 6月 1日   最も無力なる私は私自身に、、、 6月16日 
 凡ての矛盾と混沌の中にあって私は、、、 7月 1日   この近道らしい迷路を、、、 7月16日 
 人間の幸福の最大部分は、、、 8月 1日   何という多趣多様な生活の相だろう、、、 8月16日 
 偽善者なる私にも少しばかりの誠実は、、、 9月 1日   何故お前はその立場に立つのだと、、、 9月16日 
 智情意の現象を如何に科学的に探究しても、、、 10月 1日   じぶんが経験したことは、、、 10月16日 
 知的生活の出発点は経験である、、、 11月 1日   無元から二元に、二元から一元に 、、、 11月16日 
 処世術というものは、なによりもまず、、、 12月 1日   愛は動機或は原因を現わす、、、 12月16日 


/// 2011年の記載項目 ///...  
 私の中に摂取された時のみ、、、 1月 1日   しかし愛の本体は惜しみなく奪う、、、 1月16日 
 私の個性は絶えず外界を愛で、、、 2月 1日   一度愛した経験を有するものは、、、 2月16日 
 愛の感激──、、、 3月 1日   ただ人間は nicety の仮面の下に、、、 3月16日 
 借金は返してこそ美しい、、、 4月 1日   しかし愛そのものは優しいものではない、、、 4月16日 
 それは燃えあがり、、、 5月 1日   それだけが彼れの已むに已まれぬ事業、、、 5月16日 
 芸術の修業だけでなく、あなたの精神を、、、 6月 1日   愛の反対は憎みではない、、、 6月16日 
 愛せざるところに愛する真似を、、、 7月 1日   だから人は人をさばいてはならぬだ、、、 7月16日 
 画は破壊の堆積である 、、、 8月 1日   文体──これこそ生命だ 、、、 8月16日 
 事物そのものに直接ふれることなしに 、、、 9月 1日   唯一の仕事は、文体を見出すことで 、、、 9月16日 
 真の小説家は、作中人物の言葉に傾聴し 、、、 10月 1日   限定とはあくまでも一つの仮設にすぎない 、、、 10月16日 
 それを限定によって殺しているのだ 、、、 11月 1日   その自説に対し、自ら絶えず懐疑して 、、、 11月23日 
 それが容易に解決しがたいもので 、、、 12月 1日   この種の忍耐こそ真の認識能力という 、、、 12月16日 


/// 2012年の記載項目 ///...  
 逆に人間性の素直な美しさを失って、、、 1月 1日   他人の目でみている場合が極めて多い、、、 1月16日 
 人間の言説のはかなさを知った上で、、、 2月 1日   批評することに楽しみを覚えると、、、 2月16日 
 人間としての救いの無さという自覚の、、、 3月 1日   罪悪感を抱くことによって一層巧妙な、、、 3月16日 
 生命力がはっきり自覚されてくる、、、 4月 1日   よき批評家とは、、、 4月16日 
 自我の確立はたしかに近代精神の、、、 5月 1日   その実質にふれることの極めて少ない、、、 5月16日 
 即ち思い出となる、、、 6月 1日   独創的な作家とは、、、 6月16日 
 幸福とはそういう不安に耐えぬく、、、 7月 1日   抽象的な道徳がいかに危険であるか、、、 7月16日 
 すべての人間の心に訴えるものは、、、 8月 1日   インスピレーション とは、、、 8月16日 
 死に方、負け方について、古来日本には、、、 9月 1日   休み  
 極端な見物人根性、傍観者意識が、、、 10月 1日   隠れてなされるべき行為である、、、 10月16日 
 「宣伝」 は現代の特徴だが、、、 12月 1日   知識の吸収の仕方が、、、 12月16日 


/// 2013年の記載項目 ///...  
 「弱さ」 は逆に 「積極的」 外観を、、、 1月 1日   私は思想の客引を好まない、、、 1月23日 
 真理そのものが正しいのだ、、、 2月 1日   正しく哲学するためには、、、 2月16日 
 一つの テーマ を根づよくくりかえし、、、 3月 1日   プラトン がわかるなどというのは、、、 3月16日 
 何もしない時間のもつ充実性を、、、 4月 1日   いかなる意味での画一性に対しても、、、 4月16日 
 より強い刺戟によって疲労を痲痺させる、、、 5月 1日   思想を変える唯一の方法は、、、 5月16日 
 すべて一流の作家とは、、、 6月 8日   文体は、あえて危地に身を置く、、、 7月23日 
 まず制作せよ、、、 8月23日     


/// 2014年の記載項目 ///...  
 作品おいてのみ自分を知る、、、 1月23日   愛のあるところに、、、 9月16日 
 感覚はただ理性の材料を、、、 10月 1日   学問は ものの最も正確な知覚に、、、 10月16日 
 人は見ることを学ぶものだ、、、 11月 1日     


/// 2015年の記載項目 ///...  
 肉体の認識も直接なものではない、、、 1月 8日     


/// 2017年の記載項目 ///...  
 人間は無常な存在であることを知りながら、、、 5月 1日   正しく考えることほど適切な哲学上の経験は、、、 8月15日 
 人間の精神が衰弱の方向をたどる時、、、 9月 1日   煩悩自体の中に漂いつつ、、、 9月15日 
 単独に考えられた物とは、、、 10月 1日   自分の都合のいいような反省の、、、 10月15日 
 想像は間違った知覚である、、、 11月 1日   道徳を完全に実行する人間、、、 11月15日 
 知覚とは常に思いうかべる、、、 12月 1日   無常なる存在であることを、、、 12月15日 


/// 2018年の記載項目 ///...  
 絶望が根本になければ、、、 1月 1日   自分の頭のなかで考へた救済、、、 1月15日 
 私たち人間は必ず即効薬を求める、、、 2月 1日   自分と死ぬまで戦つて行かなければならない、、、 2月15日 
 たとひ法然上人にすかされまゐらせて、、、 3月 1日   出会って、さうして開眼する、、、 3月15日 
 自分に対して疑つてをつた、、、 4月 1日   自分が絶対的に信頼し、、、 4月15日 
 物のない考えは規律のない考え、、、 5月 1日   本を聞くといひませうか、、、 5月15日 
 率直な驚きを我々は失つてゐる、、、 6月 1日   目に見えない形式という組織、、、 6月15日 
 法則が姿をあらわすに準じて、、、 7月 1日   類推の根源とか範型とかいう、、、 7月15日 
 仮説と憶測とが混同されている、、、 8月 1日   一夜漬で古事記や万葉集をよんで、、、 8月15日 
 すべてが外部の関係だ、、、 9月 1日   この直ぐな純潔さに一切が、、、 9月15日 
 整然と思索して、、、 10月 1日   現世の覚醒者たることだ、、、 10月15日 
 考えられた関係であり、、、 11月 1日   精神はかゝる地獄を生きねば、、、 11月15日 
 効用性の宣伝によつて、、、 12月 1日   生命の痛苦は絶えない、、、 12月15日 


/// 2019年の記載項目 ///...  
 機械が正確にになるにつれて、、、 1月 1日   容赦なく一切を機械の餌食と、、、 1月15日 
 自分だけ一足先に、、、 2月 1日   しかも祈ることによつて、、、 2月15日 
 信仰の世界にも立身出世主義と、、、 3月 1日   信仰に一歩近づくとは 、、、 3月15日 
 神の恩寵は推量しえない、、、 4月 1日   一理論の裡に人間を限定し、、、 4月15日 
 おまへに食を保証するから、、、 5月 1日   人間はつねに社会に住んでいた、、、 5月15日 
 自分の悲惨だけは救はれたやうに、、、 6月 1日   己は救はれたと思ひこむ幻想が、、、 6月15日 
 一刻も早く悟りや幸福や解決が、、、 7月 1日   神の裏切りを経験する、、、 7月15日 
 求信の当初において我々は、、、 8月 1日   昂揚した刹那の決意は、、、 8月15日 
 物が欠ければ思想は、、、 9月 1日   十字架上に悶死した、、、 9月15日 
 人は奇蹟ゆゑに必ずしも、、、 10月 1日   人生に耐へよ、、、 10月15日 
 観音像にはとくに美貌と、、、 11月 1日   証明は人間の業である、、、 11月15日 
 自己を悪徳の中に堕さうとも、、、 12月 1日   内奥の性格なるものは、、、 12月15日 


/// 2020年の記載項目 ///...  
 芸術に対しては、、、 1月 1日   芸術とはまづ汗を流すもの、、、 1月15日 
 力によって得るものしか思想は、、、 2月 1日   ただ対象によって事を決して、、、 2月15日 
 一作家は一個の独自な運命、、、 3月 1日   個人的な恋愛の深さ、、、 3月15日 
 懐疑を恐れていては、、、 4月 1日   思想の対象にはただ事物あるのみ、、、 4月15日 
 熟練性こそ教養だ、、、 5月 1日   あらゆる苦労は、幸福の一部だ、、、 5月15日 
 過剰なものへの鋭敏な反撥、、、 6月 1日   教養の真のあらはれは、、、 6月15日 
 この相伝相続を云ふのである、、、 7月 1日   虚栄はついに虚栄である、、、 7月15日 
 僕とは主語だ、、、 8月 1日   もしこのとき、この人 (あるひは書物) に、、、 8月15日 
 神さまを作るのは、礼拝者たちだ、、、 9月 1日   虫のよさのために欺かれ、、、 9月15日 
 美しい夢をもつた人ほど、、、 10月 1日   病気からなおりたかったら、、、 10月15日 
 死といふ事実のあることを、、、 11月 1日   死の観念は我々の心を浄化して、、、 11月15日 
 その原因によってその過失を理解してやる、、、 12月 1日   人間ぎらいが自己嫌悪まで、、、 12月15日 


/// 2021年の記載項目 ///...  
 肉体の動きがなくては、、、 1月 1日   想像力は、空想を生む肉体の、、、 1月15日 
 一歩一歩がそのまゝ、、、 2月 1日   この病気から救ってくれるものは、、、 2月15日 
 自己観察というのが、、、 3月 1日   尊敬のあるところ必ず愛情があり、、、 3月15日 
 いつも ペン をとつてゐなければ、、、 4月 1日   知性と感情の極度に精密な計量がなくては、、、 4月15日 
 模倣のうちにすでにその人の能力は、、、 5月 1日   時代の苦しみと人生の苦しみを、、、 5月15日 
 精神は孤独でなければならぬ、、、 6月 1日   貫くものは一つである、、、 6月15日 
 思想が時代をつくるのだ、、、 7月 1日   互に共通の広場をもたない、、、 7月15日 
 微笑は微笑を目ざめさす、、、 8月 1日   エホバ の愛は、、、 8月15日 
 唯一の神に対する帰依の絶対性が、、、 9月 1日   人間ぎらいは、、、 9月15日 
 たとえ自分では奴隷と思っていなくても、、、 10月 1日   困難の回避こそ 「奴隷状態」 と、、、 10月15日 
 怒りとは底を割れば恐怖である、、、 11月 1日   知恵が増すにつれて憂いも、、、 11月15日 
 憂いや悲哀の方に人生の実相がある、、、 12月 1日   信仰そのものへの懐疑も、、、 12月15日 


/// 2022年の記載項目 ///...  
 対象の実態の推移変転の相を、、、 1月 1日   宗教感情の生硬化を防ぐために、、、 1月15日 
 生の悦びを圧迫する、、、 2月 1日   この石を変じて パン となし、、、 2月15日 
 礼儀のうちに道徳がある、、、 3月 1日   魂の自由を第一義として、、、 3月15日 
 魂を束縛されないという条件を、、、 4月 1日   人間の計算力をもって、、、 4月15日 
 自分自身のことについては、、、 5月 1日   正義は、相互の自由な率直な是認が、、、 5月15日 
 敗北の経験のないという、、、 6月 1日   祈りとは意志の持続である、、、 6月15日 
 執着を断ち切れるものか、、、 7月 1日   キリスト が 「心の工夫」 を独得の、、、 7月15日 
 あの流血の悲劇だけを強調するのは、、、 8月 1日   人間として人間を裁くことが、、、 8月15日 
 正義のための怒りが、、、 9月 1日   一個の孤独な人間としての反省を、、、 9月15日 
 われも汝を罪せじ、、、 10月 1日   奴隷とは真の怒りを忘れた、、、 10月15日 
 知恵は本来悟性の徳だ、、、 11月 1日   なにもかもはじめから発明したいと思う、、、 11月15日 
 怯懦とはこうした困難の回避である、、、 12月 1日   拒絶のないところに精神の形成は、、、 12月15日 


/// 2023年の記載項目 ///...  
 永久に未完成だという自覚を、、、 1月 1日   魂の立派さとは、、、 1月15日 
 許すとはどういうことか、、、 2月 1日   真理のためへの情熱の流露は、、、 2月15日 
 徹頭徹尾、明晰な頭脳を以て、、、 3月 1日   思想がまだ昏睡のうちにありながら、、、 3月15日 
 知的活動の持続と切り離しては、、、 4月 1日   死におけるこの二様の相の裡に、、、 4月15日 
 恋愛とはこの不死性への憧れだ、、、 5月 1日   エロス とは美においての生殖、妊娠への、、、 5月15日 
 礼儀とは、おのれの欲するところ以外は、、、 6月 1日   恋愛とは全人格的な創造行為だ、、、 6月15日 
 対話を通して魂の悩み──陣痛状態を、、、 7月 1日   思索の根柢には エロティシズム がある、、、 7月15日 
 快楽の真の味いを語ることと同じで、、、 8月 1日   幸福になるのも一つの仕事だ、、、 8月15日 
 快楽の中に死の姿をつねに見定める、、、 9月 1日   愛と戯れるように死と戯れている、、、 9月15日 
 彼は何ものにも祈っていない、、、 10月 1日   自己を鋳型にはめこみ、、、 10月15日 
 ただ単純に実行しないで信仰しようと、、、 11月 1日   人間の悲惨な状態への明晰性が、、、 11月15日 
 理解しえたという錯覚の上に安心して、、、 12月 1日     
[ END ]


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