哲学 (辞書) >> 目次 (テーマごと)
 

 ▼ 辞典編

 ● ヴォルテール 哲学辞典、高橋安光 訳、法政大学出版局

 ● 哲学事典、W.V.クワイン 著、吉田夏彦・野崎昭弘 訳、白揚社

 ● 哲学用語辞典、村治能就 編、東京堂出版

 ● 哲学事典、荒川幾男 他編、平凡社

 ● 哲学・思想 事典、廣松 渉 他編、岩波書店

 ● コンサイス 20世紀思想事典(第2版)、木田 元 他編、三省堂

 ● ラルース 哲学辞典、D. ジュリア 著、伊東道生・野村直正・庭田茂吉 編訳、弘文堂

 ● PENGUIN DICTIONARY OF PHILOSOPHY, edited by Thomas Mautner, PENGUIN BOOKS

 ● THE OXFORD COMPANION TO PHILOSOPHY, edited by Ted Honderich, OXFORD UNIVERSITY PRESS

 ● 新哲学年表、高山岩男・和田寛伸、南窓社

 



[ 読みかた ] (2006年 7月16日)

 哲学の辞典は、数多く所蔵すればするほど良いでしょうね。辞典を揃える注意点は、大項目・中項目の事典小項目の辞典の 2種類を具えるということです。どの学問でもそうでしょうが、用語の定義 (小項目) を読んだからといって、直ちに、用語の正しい意味を理解できる訳ではないでしょう。たとえば、ウィトゲンシュタイン が使う 「文法」 という用語は、通常の用法とは違っています。そういうときには、ウィトゲンシュタイン が どのような考えかたをしていたのか を記述した全体像 (大項目・中項目) があれば理解しやすいでしょう。とくに、或る考えかたが後世に対して及ぼした影響を調べるなら、ならおさらのことでしょう。

 また、1つの 「概念 (用語)」 を調べる際には、かならず、複数の辞典を対比する (読み比べる) のが良いでしょうね。

 上述した辞典のなかで、私は、クワイン の哲学事典を 「愛読」 しています。

 




  << もどる HOME すすむ >>
  読書案内