或る物は他の物との関係、つまり他のすべての物との関係によって決定される。単独に考えられた物とは真の物ではない。つまり、物とは分割できない諸関係の組織のうちに成立しているもので、考えられるもの、感じられるものではない。
いかに多くの学識教養をもって臨んでも、仏像が人間に教えるものは無心の一事である。